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へんてこなブログ

パーソナルカラー診断に行ったら色に選ばれない側から色を選ぶ側に変わった


今年の5月くらいに人生で初めてパーソナルカラー診断に行ったんですけど、診断受けてからこの約半年の間で「行って良かった」と思うことが多かった。どう考えても今年やって良かったことランキング堂々の第1位です。

何が一番良かったって、何年もずっと”似合わない”と思ってた色が実は”似合う色”だったって分かったこと。
パーソナルカラー診断行った時に、診断前に診断士さんとお話する時間がちょっとだけあったんですけど「どういった色が似合うと思いますか?また苦手だと思う色はありますか?」って聞かれたんですよ。で、私ずっとピンク色が苦手だと思ってて。特に、青みピンクが苦手だと思ってたんです。何か、青みがかったピンクって、色自体が可愛いから似合う人を選ぶ色だな~~~なんて思ってて。私はそんな可愛い色に”選ばれない側”の人間なんじゃないかっていう卑下精神みたいなものが全面に出てしまって、どうしてもチャレンジできなかったんです。「私があなた(青みピンク)を選んでないわけじゃない、あなた(青みピンク)が私を選んでくれないのが悪いんだ!!!」くらいに思ってました。で、まあ診断士さんにも「ピンクはちょっと」という話をして、じゃあみていきましょうって感じでパーソナルカラー診断開始したんです。


部屋に入って明るい照明の下、ドレープっていう様々な色の布をパッパッパッて顔の前でめくられるわけですよ。それはもうすごい勢いで。そもそも私、パーソナルカラー診断って「ジャジャン!!!あなたにはこの色が似合うでしょ~う」って占いみたいにやられるのかと思ってたんですよね。占い行ったことないけど。でも、全然違って、4シーズンの中からあなたの系統はどれかって診断して行くんですね。例えば、ピンクはピンクでもサマー・スプリング・オータム・ウィンターって感じで4種類のピンクを顔に当てていくんですよ。ピンクに限らずイエローとかブルーとか様々な色を4種類ずつ当てていって。で、「このピンクは顔を明るく見せてくれて顔も引き締めてくれますね~」とか「このイエローは顔を明るく見せてくれるけど、こちらのイエローはちょっとくすみますねえ」とか。で、トータルで自分のシーズンをみてもらうんですけど。基準は、どの色が似合うかというより「どの色が自分をより良く魅せてくれるか」で判断されているような気がします。一通りみてもらって

「うん、あなたは1stがサマー、2ndがスプリングですね」

って断言されました。私の場合、1stと2ndに大差はなかったらしいんですけど、若干サマーの方が顔に映える色が多かったみたいでサマーになったみたいです。肌の色味もみてくれたんですけど、イエローベースかブルーベースかで、完全なる「ブルーベース」らしいです。自分ではずっとイエベだと思ってたよ。全部、真逆じゃないですか。どうなってんの。見えてる世界違くない???って思いましたよ。そんで、もっとびっくりしたのがここから。更にサマーの中で使うといい色の系統を教えてくれたんですけど

「青みがかったピンク、とってもお似合いです」

って、ええ~~~~~!!!
だってね、だって、私ずっとこういう色が似合わないと思って生きてきたんですよ。服屋に行ってもそういう色選ぶの避けてきたし。っていうかこの色には「選ばれない側の人間」だと思ってた。でも、一番似合う色に選ばれてしまった。ただ、イメージもあるから今後完全にその色を選ぶべきって話ではないらしいんですけど、取り入れると私の場合もっと華やかになるって言われて。でもドレープ当ててた時に確かに顔に一番ツヤが出たのが青みピンクだったんですよね。これにはほほ~~~んって感じでちょっと納得でした。今までイエベ肌だと思っていたので、化粧品もそういった基準で選んでいましたが、パーソナルカラー診断受けてからちょっと見直そうって気持ちが芽生えました。コーラルピンクだらけの化粧ポーチに変化の予感がしました。


パーソナルカラー受けた時期、自分の顔にめちゃくちゃ飽きてたんですよ。顔っていうかメイク。自分の顔って毎日見るじゃないですか。メイクも朝起きて出社する前にルーティーンのようにやる。もちろんもっと研究とかすればいいんでしょうけど、それでも何だかあんまり変わりばえしない感じがして、どうにかちょっとでもいいから変えたかった。その頃にパーソナルカラー受けたんで、めちゃくちゃ良いキッカケでした。


「印象を変えたいならまずリップ」
ツイッター見てたらこんな言葉が目に入ってきました。確かにそうなんですよね。リップってメイクのイロハのイの、何ならイの一画目くらいじゃないですか。中学生くらいでメイクに目覚める女子が最初にやろうとするのって、アイメイクとリップなんですよ。で、口に色がついただけで妙に大人っぽくなるんですよ。何となく。思い返すと自分もそうだったなと思い、まずリップ変えようかなって思ったんです。で、早速コスメを買いに行きました。


買いに行って、もちろんパーソナルカラー診断の結果を存分に活かしました。今までなら必ずコーラルとか選んでたんですよ。イエベだと思ってたし使い慣れてるというのもあって。でも、青みがかったピンクを初めて選んでみました。試しに塗ってみた時はピンと来なかったけどとりあえず1本使ってみることに決めて会計。今までは「ああ、私はこの色に選ばれない人間だ」ってスルーしてたんですよ。でも、カラー診断を受けてからは青みピンクを「選ぶ側」になれたんです。そういうピンクを選ぶことを許されたような気持ちにさえなりました。きっと本当はずっと選んでみたかったのかもしれない。選ばれなかった私が選ぶ側になった最初の瞬間です。


コスメを買って1週間は一日置きにコーラル系のリップと新しく買った青み系のピンクの口紅をつけて過ごしてみました。最初は見慣れなかったんですけど、今では青み系のピンクの方が顔が明るく瑞々しくなるかなって思って使う機会がかなり増えました。それ以来、約半年ちょい経ちますが、その系統のリップも徐々に増えています。客観視してもらうってもとっても大切なことなのかもしれませんね。コスメ選びが楽しくなりました。


ピンクを選ぶ側になるキッカケをくれたパーソナルカラー診断、今年やって良かったこと第1位です。