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シャンシャンに会うため上野動物園に行った

 

今、会えるアイドル、シャンシャンに会いに上野動物園へ行って来た。

 

パンダはどんどん大きくなってしまうため、シャンシャンにはどうしても1歳をむかえる前に会っておきたかった。そんな気持ちを持ちつつタイミングを見計らっていたところ、3月の平日で会社が休みの日があったので、ここぞとばかりに友人を誘い、上野動物園へ行くことを決心した。上野動物園に行くのなんて恐らく小学生の頃以来だったので予備知識が何もなかった私と友人は、とりあえず早く到着することだけを決めて9:30開園のその1時間前に上野動物園に着くことを約束した。

 


当日。
電車の遅延などあれこれあり、予定よりちょっとばかり遅い朝8:40頃上野駅に到着。50分頃からチケット窓口に並び始めた。駅からチケット窓口までの道はよく調べていなかったけどれど、すぐに分かった。走る、走る。みーんな走っている。えっ、シャンシャンってそんなにダッシュしなきゃ会えないのだろうかと頭の上に「?」を浮かべたまま、私も流されるがままに走った。到着した8:50頃にはそこそこ窓口列に人が並んでいた。

 

列は2パターンあり、「チケット窓口列」と「入場待機列」に分かれていた。入場待機列に並んでいいのは、事前に年パスやら何かでチケットをゲットしている人だけである。事前にチケットが購入できるのかどうか、私も行く前日に調べたが、基本的に「前売り」というものは存在しないそうで、私はまずチケット窓口に並ばなくてはならなかった。チケット窓口に並んでいる間、友人と話しつつも周りの人の会話が耳に入って来ていたのだが、やはりみんなシャンシャン目当てなのかなという印象。そして9:30になりいよいよ開園。遅れることも早まることもなくぴったり9:30だったように思う。そこで順番にチケット窓口で入場券を購入。購入できたらいよいよチケットを見せて入園できる。

 

入園したらどこに行けばいいんだろう?という心配は無用。入ってすぐ左手の方向にみんなダッシュして行くのが見えた。そちらの方へ歩いて行くとすぐに整理券配布場所がある。配布場所の前には今現在、何時から何時までの分の整理券を配布していますという看板を持った職員さんがいるので、そこで時間を確認できる。私が行った時に配っていたのは、集合時間が10:10から10:30の整理券。それを受け取る。この時間に配布場所のすぐ反対側にある集合場所へと行けばパンダ舎に入れてもらえる。

 
10:10頃まで他の動物を見て、時間になってからパンダ舎前の集合場所へ向かった。私達が集合場所に到着すると既に10:10からの回の整理券を持っている人たちが列をなし並んでいた。その一番後ろに並ぼうとした時に整理券の時間を係員さんに確認される。そしてあとは自分達の順番が来るのを待つばかりだ。整理券は確認された後もうちょっと進んだところで他の係員さんに回収されてしまうので、記念にしたい人なんかは写真に収めておくといいかもしれない。

 

いよいよ、パンダ舎への入場。その前に1グループ20人だか25人くらいだかで区切られる。この人数でパンダ舎を見学することになる。入場前に、移動する際は危ないので撮影の手は止めてください等の注意事項がアナウンスされる。


パンダ舎に入ると、中が4ヶ所で区切られている。1ヶ所、約30秒(だったかな?)ずつ見学できる。外コーナーが3ヶ所、中コーナーが1ヶ所といった感じだったかな。(この辺興奮してて記憶が曖昧ですみません)なのでパンダ舎の見学をできるのは30秒×計4ヶ所、つまり全部で2分。移動はゆっくりするのでその移動の時間を含めても3分、多くて4分ないくらい。中にはシンシンとシャンシャンがいるはずなのだが、もちろん自由に動き回っているためどこにいるかは入ってみないと分からない。

 
私が行った回は、第1コーナーで既にシンシンがいた。しかもシンシンがちょうど竹を食べている最中だった。見学通路に向かって竹をムシャムシャ食べててくれて、本当に近くからこちらを向いて食事している姿が見られて既に大興奮。周りにいた人も可愛いの嵐。ほら、私の食事姿見てみなさい、と言わんばかりの食べっぷりとカメラ目線の大サービス。もう、この時点で満足度は高かった。しかし、まだシャンシャンがいない。シャンシャンはどこ?おーい、シャンシャン?と探しながら第2コーナーと第3コーナーの30秒ずつがおわった。そして第4コーナーへ移動する。第4コーナーは先述した通り、第1から3の屋外とは違い、屋内の目の前となっている。そして、いた!!!シャンシャンいた!!!なんと屋内に置いてある枝分かれした木の上でのんびりしてました。

 

そして第4コーナーの30秒がスタート。
ねむかったのか、シャンシャン最初は枝分かれした木の上に座って顔は通路と反対側を向いていたので、見えたのは背中だけ。あー、顔が、顔が見たい!!!そう思っていたら同じグループの小さいお子さんが「シャンシャン起きて〜〜!!!」とシャンシャンに向かって話し掛けた。そうすると、さすがはアイドル!!!(と言っても声は聞こえてないはずなので、ただの偶然だが)ムクッと起きて、顔をこちらに向けると、目や顔を擦る仕草をした後、大あくび。一気に「可愛い〜〜!!!」という黄色い歓声が巻き起こった。そしてその後ちょっと伸びをして、ねむかったのか、また顔を背けてパタッとねてしまった。ここで私達のグループの30秒がおわった。

 

たった2分と言う人がいるかもしれない。だけど、想像以上に満たされた2分間だった。あとは運だと思った。同じ10:10グループでも何グループ目に入るかで見られるシャンシャンの姿がきっと全然違うのだと思う。恐らく私達のひとつ前のグループはシャンシャンがねてる背中しか見られていなかっただろうが、私達はムクッと起きたところを見ることができた。この辺はどうにもできないくらい、運にかかっている。


こうして大満足した私と友人は、迷うことなくお土産コーナーに駆け込み、シャンシャングッズを買い込んだ。無事にピンクピン太郎も買えた。(ピンクピン太郎を知らない人は是非とも検索してください笑)私たち完全にシャンシャンの虜となっていた。お土産コーナーのレジに並んでいる途中、シャンシャンの大ファンだというご婦人に声をかけられ、「シャンシャンは世界一可愛いの」と語りかけられてちょっと驚いたが、あの可愛さならご婦人がハマってしまっているのも納得である。30秒で人を幸せにできるなんて、シャンシャンは正真正銘のアイドルなんじゃないかと。

 
その後、私たちは動物園内をぐるぐる歩いて動物園を出たのが14:00頃。たっぷり堪能した。他にも可愛い動物はいっぱいいたが、シャンシャンの記事として書いているので割愛する。

とにかく行って良かった。パンダは一回見ればいいかなくらいの気持ちでいたのだが、シャンシャンのリピーターになってしまう人の気持ちが、生で見て初めて分かった。まだまだシャンシャンフィーバーが続きそうなので、これから行く方の参考になれば。

 

ちなみに私は家に戻ってからひたすらツイッターで「シャンシャン」と検索をかけ、皆さんが上げている写真や動画を見て楽しんでいます。だって可愛いんだもん!!!!!すっかり虜、そして大ファンになりました。